2016年02月07日

在宅医療



突然ですが、みなさんは、自分の最期の時期の事を考えた事はありますか?

先日、
在宅医療と介護に関する市民講演会及びシンポジウム

に参加してきました。

その時に頂いた資料によると、日本では、病院で亡くなる人が8割(ガン患者の場合は9割)なんだそうです。
アメリカは4割前後、オランダは約3割ちょっと。
日本は、病院で最期を迎える人が多いんですね…

でも、私だったら病院より、住み慣れた自宅で、大好きな猫と最期まで一緒に過ごせたら幸せだなって思います。

みなさんはどうでしょう…

ただ、いざそういう状況になった時に、自分がどうしてほしいのか、どうしてほしくないのか、家族や大切な人に話した事はありますか?

自分で呼吸が出来なくなった時に、人口呼吸器で延命治療をしたいのか。
食事ができなくなった時に、胃ろうにするのか。
(胃ろう→おなかの表面に穴を開けて胃に管を通し栄養を入れる方法)
いざという状況で、延命治療の選択を家族が肩代わりし、判断する事はとても辛く難しい事です。

また、
自宅ではなく施設に入りたいのか。
病院が良いのか。

そうなった場合、お金は、どらくらいかかるのか。
年金で足りるのか。
足りない分は誰が払うのか。

今回の講演会で、たくさんの事を考えさせられました。
できる事なら自宅で最期を迎えたい。
でも、自分の祖母を自宅で看取ると想定した場合、皆それぞれ仕事を持っているし、仕事がら、緊急時に飛んで帰れない事もあるだろうし、例え訪問診療や訪問看護、訪問リハビリや訪問介護などのサービスを利用したとしても、そのサービスを利用している時間は24時間中ほんの数時間なわけで、それ以外の時間は自宅で1人で過ごす事になるわけで…
働きながらでも、在宅で看取ることができるのか…

自分の最期をどう迎えたいのか。
本人が決めた望みを家族が受け入れ、それを支える。
それがスムーズに出来る日本になってほしい。
(無理やりなまとめですみません^_^;)



Posted by 訪問理美容髪や at 20:50│Comments(0)
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